なにが『伝統的建造物』なん?
明治・大正・昭和初期に建築された和風、洋風、和洋折衷様式の建物と、
要は古い建物やんけということだが、
実質は相当細かく指定されている。
この建物に関しては、リフォームを繰り返した結果、
外観は当時の面影を残しておらず、屋根のみが唯一当時のまま
となっている。
これがその部分。
「ああ、これね」と思って頂けると有り難い。
あとは、『伝統的建造物保存地区』とエリアが決まっている。
弥生町、大町、末広町、元町および豊川町の一部。
1つは、旧公会堂、ハリストス正教会等の重要文化財の区域で、
政治、文化の中心地で歴史性を表すもの開港による
文化の流入、宗教建築物の並ぶ函館特有の景観。
もう一つは、金森倉庫群周辺。かつての港町として繁栄をしてきた
街並みで、経済の中心で海産商や蔵、米屋が多く残っている。
地区(ちく)と築(ちく)が合致したものが『歴史的建造物』
として、函館ならではの景観を形成している。
要は、『函館発祥の地』であり、最も著しい繁栄を遂げた
時代に形成された街並みが現存し、異国情緒豊かな伝統的な
街並み景観、『函館らしさ』を残していこうという取り組み。
だいぶ長々と乱文になってしまいましたが、
今回の建物も元の和洋折衷建築にリノベーションをし、
函館らしさを継承できるように生まれ変わり、
『新たな』街並みを形成する。
そして、上の写真のシャッター2つ分の箇所が
テナントとして募集をする部分です。
物件情報はこちら
http://fudosan.cbiz.ne.jp/detailPage/rent/30/4204/?allsup=on&area=hakodate
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