さてさていよいよ今日から本格スタート!朝は8時から!

まずは茅が無いので、近所の方がすだれを差し込んでくれていたらしい。そのすだれをまず撤去!

先日、大工の松崎さんに直してもらった軒の部分と屋根に渡す間の軒天を付けてもらう。


その間に畑に置いてあった茅を取りに行ったり、

修復に使う茅は90cmずつということで、押し切りを使って切っていく。


そんなことをしている間に裏の雨漏りをしていた場所を本間さんが着々と修復へ!


足場の固定1つとっても勉強になる。単管をクロスして支えにしている。



裏は頂上まで作業していく為、梯子で基本は二人。藤岡さんも職人みたいやな〜。


こっち側のプロも着々と軒天を仕上げていく。しかし、皆さん心強い!

金があれば全部直したい!

小屋裏に回って作業も!表から縄を小屋裏に渡して、また表に戻す。連携が必要だ。



表作業もどんどん進む!すごいな!

正面の部分をどう進めるか、本間さんに指示を頂く。まずはある程度茅を取り除くことに。




函館市弁天町の大学生が集まるシェアハウス『わらじ荘』のメンバーも参加してくれた。
その1人の高木くんは、白川郷にも住んでいたことがあるという。

取り除き作業完了

裏は…。早っ!もうテッペンやん!



上がった時にはすでに佳境!すごいなほんとに!

この通り完成しちゃいました。これでついに雨漏りがなくなった!

いよいよ前面の茅葺作業!本間さん指導のもと、作業を進める。しかし使うものは茅と紐だけ。実にシンプル!これがまたすごいな!ほぼ自然界のもので自然に帰るもの。循環型素材!




1段目完了!

本日作業終了!かなり暑かったので、皆さんお疲れ。
本間さん曰く、秋田の内陸部はこんなもんじゃないらしい。ここが北海道で良かった。そんな暑さだと普段、貧弱な生活をしている自分には耐えられんかったやろな〜。
さあ、明日も!ちょっと仕事で全部参加はできんけど!しっかり技術を学ぶ!