焼き鳥『千羽』ついに解体へ

銀座通りを宝来町方面へ行き、高砂通りとの交差点の角にあるのが、

焼き鳥『千羽』。

https://goo.gl/maps/64b7PpCuBe9TUHf58

千羽の店主が高齢で、店も時々しか開けられていなかったことから、

昨年の秋口くらいからほぼ閉まっている状態だった。ご主人が亡くなってからも

奥様が一人で切り盛りしてきた店だったが、なかなかずっと続けていくというのは、

どこのどんな業種もそうだが、難しい。

そして、函館によくある建物は本人の所有だが、土地は別の人が所有しているという

いわゆる『借地』。建物を使わなくなったということは、つまり、解体して更地にして

返却するのが一般的なルール。ここも例に漏れず、解体することが決まった。今週から

内部の家財道具や厨房等の廃棄処分を行い、来週中には解体が完了しているだろう。

なんとか建物を別の所有者に繫いで、閉店続きの銀座通りに灯りを灯したいと思い、

交渉したが、もう土地所有者さんの決意は固く、解体することになった。

使い道としては、駐車場となるそうだ。

解体 = 駐車場

この流れをなんとか止めたいものだ。

先日、電車通りぞいにあった焼き鳥屋『やきとり家族』も閉店して、

あっという間に解体された。ここも同じく借地だった。

『借地は厄介だ』

というのは、なんとなく誰しも思っていることではないだろうか。

ただ、そう言っても始まらない。

これは、なにかできることはないか考えるべきだよな。

なんせ、めちゃくちゃ多いから。

あぁ、しかし、力不足を痛感することがたて続けに起こるな。

どうにかせんと。

とりあえず、思い出ということで、千羽さんの写真をどうぞ。


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