屋根付き広場(つまりはアーケード)は商業地活性化の鍵として全国で注目され、関係者は「地元客のにぎわいを取り戻すきっかけに」と期待している。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.hokkaido-np.co.jp/sp/amp/article/375066
とあるが、そんなことにお金をかけて、果たしていくらの効果が見込めると思っているのだろうか。実際のかける費用とそれに対しての見込めるお金の流れはちゃんと計算されているのか。
老朽化と維持管理費のことで、電車通沿いのアーケード無くしたんちゃうんか!結局、市道に付けるから市の負担で、引いては市民の税金で多額の金をかけて、多額のランニングコストを払う。屋根あるだけでそんなに人歩くかね?あのビル風の強い中を。
そもそも全国的にアーケードが維持管理コストがかかり過ぎて無くしていってるのになぜ?どこかでたまたまか素晴らしい仕掛けによって成功した事例を金で解決できる一部を切り取ってマネしても良くはならんやろ。記事にも福岡県の久留米市や富山市の事例がとある。九州の状況とは違うやろ。福岡市が特区で九州自体を引き上げている現状、富山市も森市長の圧倒的リーダーシップで『世界の先進五都市』と世界と渡り合っている。もはや衰退とは大きくかけ離れたところの成功事例を持ってきて、果たして成功するだろうか。というか色々な状況と組み合わせての話であり、ここに街の活性化を託すのはあまりにも心許ない。
もうお金を使って施設を建てれば人が来る、ということはないことくらい分かってるだろ。キラリスにはそもそも店が入らなかった。なんでも先営業して、入る店や収益に合わせた作り込みをしていかなければならない。
まちづくりの専門家『木下斉』さんもよく言っている。
その木下斉さんもアーケードはどんどんなくなっているし、維持管理コストがかかり過ぎるというブログ記事がある。
どこの誰が商業活性化の鍵と言ったのか。
もっと自分たちでできる範囲で考えようよ。
ただでさえ、函館外資本にいい様にホテル乱立を許してしまっていることだし。
なにも道路を人が歩く場所にすること自体は悪くない。
ただ、屋根が必要なのか?ということをしっかり考えよう。
屋根を何億円かけて、その何億円分の何倍も収益性があるのか、ということ。
それなら、屋根にかける分をやめて、せめて車の往来を規制する制度だけ行政にしてもらって、
あとの賑わいは自分たちで考えようよ。
結局、アーケード作って、それでも人が来なかった場合、どうすんの?
さほど来ないのは目に見えてるし、イニシャルもランニングも自分たちの税金ですよ。
今のうちからそこを一時的に歩行者天国にしてみて、試験的にイベント打ってみるとか、
もっと検証してみてからにしよう。ぜひ。
とにかく、誰も責任を負わない『金』の使い方だけはやめよう。
ダメだった時に責任のなすりつけ合い論をして、そのうちふわっとなかったことにするという
お決まりパターンになって、結局、イニシャル、ランニングのほかに解体まで税金でなんとかするということになる。
そろそろちゃんと考えよ。
自分も含めて。