『ITのマチ、函館』を掲げてどうなったかの動向が気になったが、
函館市が誘致にかかわった企業が今回で6社目とのことだ。
1社は、事業化を断念したことから、実質5社が事業化した。
今回の1社は、東京に本社があり子会社を出す格好。
2年で50名の雇用を見込んでいるという。
現地採用も想定とのことで、雇用創出にも期待感が高まる。
5社が事業化。
企業を誘致すること自体に関しては、賛成する。
雇用の創出につながり、新しいビジネスの発展なんかも期待できる。
さて、この5社というのは、予想通り?少ない?
事案的に成功の過程なの?
というところだけはちょっと疑問。
とにかく、検証しながらこの道は進んでほしい。
IT系の会社にとっては、場所に限らず仕事ができる利点がある分野。
ところで、『IT』って、便利な言葉のか。
今回、事業化に至らなかった会社が、婚活サイトの会社。
ネット運営等で事業化していれば、IT?
ま、それはいいとして、
こういった他からの企業誘致の施策と内からの部分の施策も期待したい。
やはり、函館の立地や地主が強いところ含め、
大手企業が入ってきづらい素地なのだろうか。
あるデータで、日本人の『起業』に対しての興味についてのアンケートで、
70%強が興味なしという結果。
当然、会社の保険で、福利厚生で、有休を使って等々、
守られた生活の方が、圧倒的に堅実なのかもしれない。
欧米でのアンケートでは、30%くらいしか興味が無い人がいない。
日本とは真逆の結果。これがいいとか悪いとかは分からない。
ただ、函館に関しては、もしかすると
『企業』と『起業』の誘致
を並行して行っていくことが未来につながるのかもしれない。
『外』からの新しい風と、『内』からの新しい風が
絡むことで、『イノベーション』が期待できるような気がする。
余談だが、新聞の下にある記事の『ミスはこだて』の締め切りが終わったが、
人は集まったのだろうか…。