五稜郭の桜は、約1600本。
そのほとんどがソメイヨシノ。
エゾヤマザクラのように葉と一緒にという種類
ではなく、一気に花が開き、
全て薄いピンク色になる。
新緑から、圧倒的な存在感の華やかなサクラ色。
これが個人的にはとてもキレイだと思う。
そして、高さの揃った桜の木。
この1600本も毎年ただ自然に
咲いているわけではない。
管理する方がいるからこそ、
毎年素晴らしい桜に出会える。
そして、1月、2月に剪定を行なっている。
当然、真冬なので、雪がしっかりある。
五稜郭は、なんといっても城郭である。
お堀があり、そこの際に咲いている桜もある。
そんな不安定な場所にハシゴをかけて、
極寒の中、剪定されている姿をよく見る。
本当に頭が下がる思いだ。
「いつもありがとうございます。」
と暖房の効いた車の中からいつも言っている。
なんかダサいね。
まあ、ともかくこの人たちによって
五稜郭の桜は守られている。
どうか怪我せず、
これからもよろしくお願いします。