北海道って、分割できないの? -函館にライバルを-

%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93北海道って、今更ながらにデカすぎへん?

 

細かい面積は別として、北海道の面積は、東北6県と四国4県分を

足したのと同じくらい。

東北も面積は、上位にいる。

福島県は、2位。秋田6位、青森8位。

その東北と四国を足した面積なのに1つの自治体。

当然、知事1人。

10県と同じ面積で、知事1人…。

支庁として分けると、14。

この辺りを1つの自治体として、やりくりする必要ないんやろか。

 

実際、函館近辺以外よく分からんから、この辺りについて

自己満足考察をしてみよう。

渡島だけでも高知・島根・秋田・岩手の四県よりも人口密度が高く、

面積は、滋賀県と同じくらい。

渡島より狭い県は、9件もある。

檜山と併せると、島根県とほぼ同じ。

島根県は、全国19位の面積。ほぼ真ん中。

なのに、渡島、檜山併せても函館市と北斗市しか、『市』が無い。

ちょっと前までは、北斗市もなかった。

今も市にはなったが、都市ではない。

市としては、機能しているとは言い難く、覚束ない印象。

 

これって、実際、成り立つの?

道州制がどうたら、議論する前にこっちやろ。

 

他は知事がいて、市長がいれば、どうにかなる規模なのかもしれない。

これだけ他と差がある広大な北海道では、支庁毎になにかしらの長を

置くかどうかしないとアカンのでは。

函館の地区で考えれば、せめて渡島檜山で1つ地区として

まとめるということにならんだろうか。

実質、予算のことや他に無い措置だから、権力の関係やらなんやらあるが、

正直非常に宙ぶらりんなほうがどうかなと思ってします。

知事1人でどこまで分かってんの?という感じ。

既成事実に縛られて、うまくいかないんじゃないの?

なんて、思ってしまう。

 

人口については、渡島で45万人、檜山は、5万人、併せて50万人

都道府県最下位の鳥取の人口にも及ばない。

広大な土地も有効に使えていない。

だからといって、開拓、開拓では自然がどうのこうのという意見もあるだろうが、

ほな、ほっといてええんかい!

今の時代、自然との共生を考えながらの事業が溢れるほどあるんやから、

当然、念頭に置いて考えられるやろ。

 

函館のことについて考えてみると、

北斗市を考えないとすると一番近い市が、道内では伊達市。

距離にすると175km。

どんだけ距離あんねん。

青森の方が近い。

正直、このこともなんとなく『ことなかれ主義』な感じが、

函館全体にあるのかもしれない。

比較相手、競争相手がいない。

なんやかんやいうてもこの辺りで考えれば、函館が雄であり、王である。

という感覚。

札幌が。という話を出すとなんやかんやいうて、函館の方が。みたいなことを

よく聞くが、結局、札幌には逆に相手にされていないし、

遠すぎてライバルとはいかない。

他の都府県だと良くも悪くも近くにライバルがいる。

北関東なんかは最たる例だ。

栃木、群馬、茨城のなかなかの『不毛な戦い』。

自分の県の魅力を再発見する機会だし、ほかにココは負けてないという

『愛』が生まれる。

函館の人に『函館愛』を感じる機会が少ないことはこういうことからもあるのか。

 

一度、函館を出て帰ってきた人の方が、函館を憂い、なんとかしたいという

思いに駆られている。

なんでも競争が良いとは思わないが、大切な要素の一つなのかもしれない。

 

長々と書いたが、函館を憂いている一人の戯言として、流してください。

行政としてはなかなか難しいだろうから、なんか手はないもんか。

とりあえず、函館にライバルを近くに出してほしい。

 


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