9月6日に『北海道胆振東部地震』が発生。
地震による被害も大きかったこの地震だが、
それよりも衝撃的だったのが、
全道規模での『停電』
函館方面では、揺れはしたが倒壊等の影響は
知る限りなかったと思う。
ただ、停電が相当の影響をもたらした。
うちの周辺は特に復旧が遅く、
次の日の9時まで復旧しなかった。
その後すぐ書いたブログはこちら↓
今回はそれ以降の原発に関した記事を見て
思いを書いてみる。
2017年の法整備によって原発の実施方針公表義務が課せられた。
それにより、施設を廃止した場合の資産額に注目が集まっている。
まあ、12兆円と言われてもピンとはこない。
『すげ〜金額』とは思うが。
火力発電との比較や耐用年数のこともある為、
はっきりとは分からないが、
そもそも資源の無い日本の電力問題として、
原発が最も良いとして始めたこと。
少ない資源で多くの電力を産むのは確かに魅力的。
ただ、色々な話があり、どれが確かなのかは分からないが、
税金の負担分や処理施設の整備等々に掛けた分を
含めた場合、なにも安くない、むしろ高い、と主張する人もいる。
さらに国からは補助金や交付金のオンパレードで、
実際の経費がうやむやになっているらしい。
しかも、補助金等は結局のところ、血税だと考えると
国民に皺寄せとも受け取れる。
そして、原発の安全神話は完全崩壊。
言わずもがなといったところだろう。
東日本大地震しかり、
こういったトラブルが非常に多い。
そして、常に稼働の目処が立たない等の論議があり、
その間も結局、運営費はかかっている。
結局フル稼働させてもなにかのトラブルで止まってしまったら、
震災も起きてないのに大停電が起こるかもしれないときた。
また、廃プルトニウム問題。
放射能を出さなくなるまでに70年が基本。
こんなもん、人の人生レベルやんけ。
今、言うてるやつ、絶対関係無い話や。
と思ってしまう。
それをリサイクルしよう!ということで始まった
六ヶ所村の施設は20年間かけて完成していない。
なのに東海の施設は廃止が決定。
『はい、1兆円』
『国民の皆様、負担分して下さいね〜』
『70年かけてやりますからね〜』ときた。
これ一企業やったら倒産やろ!
どう考えても。
そんなことでも計算できん見切り発車のプロジェクトが、
成功する気が全くせん!
で、再利用したMOX燃料を使用した原発が
『大間原発』になる予定、と。
どーーーーーーーーーーーーー考えても失敗しますやん!
だって、2016年からMOX燃料に備えた引当金をどこの
電力会社も計上してないんでしょ!
事実上の断念なんでしょ!
六ヶ所村の施設は20年間かけて完成してないんでしょ!
でも、作んのかい!
なんでやねん!
企業ならそんな暴走してる取締役は、
解任動議で、満票やろ!
と思ってしまう。
これってどうなってんの?
裁判しても勝てんし、
国はやめへんし、
なにしたいんや。
何かに操られてんのか?
補助金、交付金ていうのもどうも使われ方がようわからん。
東日本大地震の時の復興予算19兆円も
東日本大地震の為のことならなんでも使えたらしく、
震災の方を応援する為の被災地以外のイベントや
訳わからんこじつけでは、被災地以外の道路整備や公営住宅の耐震化にウン千億円、
武器、車両、航空機整備にウン百億円、
シー・シェパードによる妨害活動対策費、
一体なんのこっちゃ。
そら、がれき処理にお金がなくて遅れるとかいう事態になるわな。
官僚様が訳わからん方のお金を引っ張るのに奔走したらしい。
とのこと。
頭ええやつほど、自分の出世や欲にしか使わんもんなんかな。
まあちょっと論点がずれたけど、とにかく不透明。
東日本大地震の時の東電提出資料も黒塗りだらけだったという。
企業が儲けようと画策した太陽光についての決断は早いのに
失態が浮き彫りになっても国家プロジェクトに乗ってしまって、
ドコカノタイリクにいいようにされている原発の歯切れはずいぶん悪い。
そしてこのタイリクにもそっぽ向かれそうやのに。
そもそも二酸化炭素排出量が格段に低いことは、
未だにメリットになっている原発。
そこの観点は悪くないし、改善をすることで、今後良くなる可能性もあるだろうけど、
まだそれを見出せてないのにとりあえず進んどこか、っていうのはやめて欲しい。
国民と目を合わせて『政』をしてほしいものだ。