カドニタタズムコミンカ  -函館 青柳町 古民家-

青柳町の角、道路を挟んで向かい側がすぐ宝来町という立地に

佇む一軒の古民家。

 

隣には天台宗の天祐寺

 

この場所も昭和9年の函館大火をもろに受けた。

よって、昭和10年以降の建物が多い。

当然、天祐寺や道路を挟んで向かいの平家もそうなる。

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外には昔懐かしポンプがある。

 

この建物は、1階に4部屋、2階に2部屋の6LDK

建物大きさは42坪。

間取はこちら↓

古民家の風合いをかなり残した建物となっている。

部屋数が多い為、ゲストハウスなんかに利用する場合も非常に面白い。

実際に住む、ということでも部屋は区切られているが、

全て繋がっている造りとなっており、いかようにでも変化できるのが利点。

2階にオープンな続き間がある為、

そろばん塾や書道教室なども古風なものであれば思い浮かぶ。

現代としての利用として、こういった場所でのパソコン教室やプログラミング講座も面白い。

なにかの口座を開くとしても面白いかもしれない。

 

土地は、76坪。

土地は十分な大きさがあるが、現状のままでは駐車スペースがなく、

石垣で囲っている部分を削ると駐車スペースができる。

元々、ここにはもう1棟建物があったらしい。

なかなか古民家で駐車スペースを確保できる物件が少ないが、

こちらは多少修正が必要にはなるが、駐車スペースが確保できる。

 

さて内部に移る。

この建物は、中の細部のこだわりが凄い!

まずは1階から

和室の続き間には欄間

通路側にも欄間

障子にもこだわりが見える。

階段の装飾にも

収納の扉に付いたカギ

ブレーカーボックス

 

他にもたくさんあるが、おいおい。

さて、間取に沿って紹介していくことに。

 

玄関の雰囲気も非常に良い

玄関収納

玄関の左右に和室と洋室がある。

まずは、右側の洋室。

こちらは、応接室として使われていた部屋。

この年代の建物には必ずこういった応接室がある。

そして、洋風にしており、天井の照明部分に装飾が施されている。

そこから廊下に出ず、隣の和室に抜けられる。

こちらの和室は6帖。

続き間の和室はかなり大きく10帖の部屋になっている。

ここまでが玄関と廊下をセンターとした場合の右側部分。

そして、左側は、

まず4畳半の和室。

そして、こちらも隣の洋室に抜けられる。

そして、さらに台所に続く。

勝手口

キッチンの奥には洗面とお風呂

玄関から廊下をまっすぐ進んだ突き当りにトイレ

トイレの手前には懐かしさのある鏡と照明

まっすぐ続く廊下も見どころ

 

階段を上がって2階へ

2階には、6帖と8帖の続き間の和室

まずは6帖

そして8帖

こちらにも

欄間の仕事が細かい。

当然、廊下にも

個人的には廊下の雰囲気が好きなポイント

窓から見る景色

階段の上部分になぜか扉付きの窓

スイッチプレートがちょっと変わっている。

こういった部分にどうもそそられる。

ドアのノブもかなりいい雰囲気を醸し出している。

 

*近々、物件をネットにアップする予定

 


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