コミンカノアラタナサイセイ -函館 末広町 古民家-

当時、マメさんラーメンの『見せる製麺所』として

使用されていた築約80年の建物の再生が決まった。

函館ならではの『和洋折衷建物』

 

今後は、金森から近い立地もあり、

『宿』として生まれ変わる。

 

この建物は、正面から見るとさほど大きく見えないが、

意外と奥に長い。

昔の区画整理や道路の作り方などで、

そういったところが非常に多い。

 

「中に入ってみると意外に広くて驚いた」

「規模が大きくて想像以上にリフォームがかかりそう」

と、案内はするがちょっと敬遠されてもきた。

また、1階は貯蔵する為の業務用冷蔵庫や冷凍庫が入っていたり、

『見せる製麺所』をしていたこともあり、

ある程度は手が入っている。

右側に業務用冷蔵庫や冷凍庫が3台

近年は物置として活用

ガラス張りのところから見学

業務用冷蔵庫やエアコン関係の機材がびっしり

行ったことがある人には懐かしいのかもしれない。

 

そして、奥には2階建ての倉庫が別棟であったものを

正面の建物と廊下部分を増築してつなげている。

倉庫はほぼ手付かずで当時のままなんだろうなと

一目見ただけで思わせるような風貌。

雰囲気はかなり良い。

うまく活かして、宿泊者同士や宿の関係者との交流ができる

サロンのような展開もできるのではと運営担当者は

期待に胸を膨らませている。

とりあえず、予算的なこともあり、

まずは正面側の1階2階をメインで工事する予定。

DIYでできればしていこうかとも。

 

2階もほとんど使用していなかったらしい。

なかなかいい和室だった気もするが、

だいぶ朽ちている。

 

1階、2階でそれぞれ1組ずつを予定している。

今は、設計士さんと

あーだこーだ

いう期間。

 

それもまた楽し。

夜景の灯りがまた一つ。

灯るのを楽しみに。

 


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